VABVAGにエアクリーナー交換をする時の注意点!!2025/10/04
今回もメカニック視点のお話です!
チューニングの第一歩として手軽に交換できる部品No.1の純正交換タイプエアクリーナー
値段も安いし、オートバックスなどでも手に入るため、比較的交換している人は
多いと思います。
ですが、まさかそんなお手軽チューンがこんな事態の原因になるとは!!!的なお話です笑
STIのエアエレメントが移っている写真をSTI様のHPより拝借しました。
このエレメントをよく見てください。
エレメントの枠に、白いふさふさが付いていますよね?
じつはこのふさふさ、結構大事なんです。
エアクリーナーボックスに入るとこのふさふさが実はボックスにできる隙間を埋めてくれる役割をするんです。
これはもちろん純正エアエレメントにもついています。
このふさふさや、これに代わるゴム枠などが付いていないエアエレメントを使用すると・・・
エアクリーナーボックスの合わせ目にできる隙間から空気が流入して、ボックス内に乱流が起きてしまう症状が発生します。
この乱流によって、エアフロセンサーがエアの流入量を誤診してしまい、ガソリンの噴射量が増量方向に補正されてしまいます。
そうなると・・・
補正ができているうちは良いのですが、補正範囲を超えてしまうと・・・
見たい人は誰もいないエンジンの形をしたオレンジランプが点灯してしまいます!
じつは・・・チェックランプ点灯でスバルに入庫する時の原因のなかで多い原因の一つだそうですよ!
実際エアクリーナーをふさふさの無い純正交換タイプで交換した場合は燃費が悪くなる症状が先に出てきます。
ほかにマフラーから異常に黒煙が出ることもあります。
・・・マフラーからの黒煙は、ノーマルでも出るので判断しずらいですけどね笑
これによるエンジンチェックが付いた場合は・・・
エアクリーナーをノーマルに戻して、ECUをリセットしてから
スロットルを含む再学習をすれば、元気になってくれると思います!
純正交換タイプのエアクリーナーを使用している人は、チェックしてみてくださいねー
今回はよくあるチェックランプの原因のお話でした


